ASDの私が「苦手な皮膚感覚」というお題で書いてみたら

「苦手な皮膚感覚はありますか?」

 

おっ、あるある。

 

記念すべき初投稿はなにがしかのエモいことでも書こうかと思っていたけど、

このお題を見た瞬間にそんなん吹き飛んだ。

 

ASDの人やHSPの特性を持っている人は、そうでない人と比べると

「うち、あれもこれも苦手やねん!」となるのではなかろうか。

 

私もそのうちの一人である。

 

どこからどこまでを「皮膚感覚」と捉えてよいものか、、と思い悩むも束の間、

きっと投稿者に委ねられているのだろうな、と思い直し、ひとたび書いてみる。

 

 

お題「苦手な皮膚感覚はありますか?」

 

 

①お洋服のタグ

 

まずはお決まりのコレ。

タグが身体にあたっても気にならない人の方が少ないのでは?という印象さえある。

 

私の場合は首後ろ、尾てい骨らへん、脇腹、などなど全部位がアウト。

 

何がダメって、チクチクして痛いことはもちろんのこと、

「体の中で一箇所だけが刺激されている感」がどうもダメ。

そこに体中の神経が集まってしまい、気が散ってしょうがないのだ。

 

ただ、現在はタグのないシームレスなインナーやTシャツが売っているので

以前よりは快適に日々を過ごせるようになったなぁと思う。

 

私の愛用品はUNIQLOのエアリズムタンクトップ(いつもお世話になってます)。

QoL爆上がりなので、ぜひお試しあれ。

 

 

カナル型イヤホン

 

2つ目の苦手な皮膚感覚はコレ。

 

カナル型イヤホンを左右両方に装着すると、あら不思議、生あくびが止まらなくなる。

 

頭の中というか、顔の中というか、、いわゆる「頭蓋骨内」に空気がギュっと押し込められる感じが非常に苦しい。

 

それだけでなく

イヤホンチップのラバーの摩擦で外耳道の入り口がピっと引っ張られる感じも苦手だ。

 

カナル型イヤホンはほぼ完全な遮音ができるし、

沢山の種類が売られていて選ぶのも楽しいから克服できるといいのだけれど。

 

一度でも嫌になると、好きにはなかなか戻れない

 

というASDの特性(トラウマ的な何かか?)が道を阻むもので、

カナル型イヤホンを付けられるようになるにはもう少し先になりそうだ。

 

カナル型イヤホンの快適なつけ方を知っている人がいたら教えてほしい。

ちなみにサイズは様々なものを試しているので、

「自分に合うサイズなら云々・・」というアドバイスは申し訳ないが却下させてね。

 

そうそう、ラバーの摩擦が苦手といえば

時計のラバーバンドやレザーバンドなんかも同じ理由で苦手。

 

 

③ネックレス

 

お次はネックレス。

これの類はすべて苦手で、たとえば社員証を首からぶら下げることも苦手。

 

理由は至って単純、

 

首が絞められている感じがする。

 

首を絞められる感覚って、首の前面(顔側)を圧迫されたときに強く感じるものだと思うけれど

 

社員証やペンダント、太めのチェーンのネックレスなんかを首から下げると首の後ろ側がぐっと押されて、これでも

首が絞められている感じがする。

 

この感覚は「皮膚感覚」とはちょっと違うのかもしれないが

同じ感覚をもつ人がいたら是非とも会ってみたいので採用した。

 

「じゃあ細くて軽いネックレスなら大丈夫なんじゃないの?」

って思ったよね?

 

絶対思ったよね?

 

うん、それならもしかしたら大丈夫かもしれない。

細くて軽くてチクチクしなくて摩擦感がなくて尚且つ私に似合うネックレスが

きっとどこかにあるだろうから

早く出会いたいものだ。

 

余談だが、パーソナルカラー診断+骨格診断+顔タイプ診断をしてもらったときに

「アクセサリーが似合うので、沢山付けた方がいいです」って言われたけれども、

ネックレスもブレスレットも指輪も苦手でつけられない。

ゆえに、ファッションがいつもキマらなくて困っている。

 

さらに余談だが、

「君がネックレスを付けられないとプレゼント選びの幅が狭まるんだよね・・」

と、夫がため息をついていた気がする。

 

うーん。アクセサリー付けられるようにならねば。。

 

 

④番外編:その他の苦手な感覚たち

 

最後に、わざわざ見出しにするほどじゃないけれども

他にも苦手な感覚を箇条書きしてみる。

 

・シーツのでこぼこ

・パジャマの襟、フード

・六角鉛筆を握ったとき

・スニーカーの履き心地の左右差

・つるつるのチラシ

・マフラー(少し克服した)

 

などなど。

 

 

こうやって色々書いてみて、

私は一点に力がかかることが苦手なんだろうなということに気づいた。

 

頭の中を文字に起こしてみるって大事ね。

 

 

ということで今回は「苦手な皮膚感覚」について書いてみました。

 

出題者さん、どうもありがとうございます。

 

 

それでは、

またきてね。